カテゴリ:通常活動( 24 )
2016年1月後半の活動
また滞っておりましたが、1月後半の活動です。

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下津井の新年はこちらのタコがあがります。春が待ち遠しくなる光景です。

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ホジ3号の側柱キセが、発注の翌日にはできたとの連絡・・・早い
実際の寸法よりも長めに頼んでます

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あとは現物に合わせて削ります。失敗したらパーです。

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上下は名刺が入るぐらいの隙間、ハメアイは手でたたいて入る程度。ドンピシャでした。

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今回は内側から溶接できる部分ですので、側柱に穴をあけます。

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一か所甘いですが、溶接焼けの具合もいい感じ。内側の骨の側から溶接できる部分であれば、そのほうが良いのです。確実で、ビードを削ったら溶接も取れたなんてこともありませんし、溶け込みも見てわかります。
平滑化もしなくていいという手軽さも。。。

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戸袋の戸当たり部分も同様に。

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側柱キセの溶接前の全景です。少々の欠けには目をつむってやり過ごすつもりが・・・

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結局ほぼ全個所切り継ぎと相成りました。こちらの面に関してはすべてです。これで工期1ヶ月延長。

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錆止めをして1月は終了です。

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ホジ3豪、運転台もばらしているこの機会に、ブレーキも整備していきます。手ブレーキはすでに取外し済み。ブレーキシリンダー周辺の分解清掃を行います。これは夜間、雨の日の合間作業で。
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by shimoden2000 | 2016-03-09 22:55 | 通常活動
2016年1月前半の作業
新年となりましたが、いまさらながら、1月前半の活動です。

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春に生まれて構内をウロウロしているネコ。すっかり大人になって、陽気の中、微妙な距離から見守っています。・・・ジャンパーが

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半端な状態で年越しとなったモハ103号はまず白塗り。白といっても、クリーム10号ぐらいの、やや深みのある白です。

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懸案のクハ5号の垂木は、特殊な板紙で型を取ります。いえ、ただの段ボールです。

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ホジ3号は前面窓の取付けに入ります。5mmガラス用のHゴムが届いたので、まずガラスに一周。Hゴムを固く止めるクサビゴムが入る溝が側面にあり、それは外側になるようにします。写真は車内側ですね。Hゴムの車体側の溝にはグルリと一周、タコ糸を入れ込んでいます。

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今回のゴムにはあらかじめ油が塗ってありましたが、入れるときはゴムに影響のない油を溝に塗っておきます。電気屋さん御用達のケーブルスライダーがちょうどいいです。車内側から吸盤でガラスを持ち上げ、強く押し付けます。外側からはHゴムをマイナスドライバーでこじながら入れていくわけですが、さほどきつくないところではタコ糸が大活躍。ゴムをめくるように引っ張ると、するするとめくれておさまっていきます。

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仕上げにクサビゴムをはめ込んでいきますが、ここでお手製工具の活躍です。マイナスドライバーの先を叩きのばしてわずかに曲げ、真ん中にクサビゴムを通す穴をあけて、全体的にゴムを傷つけないように丸みをつけます。
そうすると、グリグリしていくだけでクサビゴムがどんどんはまります。

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Hゴムの切れ目は浸水防止のために窓の下側にくるように、クサビゴムはHゴムの切れ目とはずらすように。

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少しは車輛らしくなりましたが、1枚でタイムアップ

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溶接もパテもまだですが、とりあえずプラサフを一通り。半分だけですが。

で、側面は前半分、後ろ半分でわけて行う予定でしたが、手ごろなブルーシートが格安でしたので、一気にかかることにしました。

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側柱のキセは多少の腐食には目をつむる予定でしたが、ケレンすればするほど形がなくなり・・・取り換えが必要となりましたので、切り落とします。

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結局2本を除き、ほぼすべて取り換えとあいなりました。板の切り落とし後、側柱のケレン前です。

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毎度おなじみ錆転換。

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こちら側の面はすべて切り継ぎとなりました。



それでは、本年もよろしくお願いします。
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by shimoden2000 | 2016-02-10 23:58 | 通常活動
2015年12月後半
さて、本年ラストスパートの作業はひたすら同じ作業の繰り返しです。

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まず103号に厚付パテをタップリ2回塗り

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さらに薄付パテを2回塗り

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んでもってサーフェーサーです。遠目には・・・うん


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ホジ3号は運転台の一部塗装を行いました。末期には緑に塗られていましたが、もともとはクリームというか赤茶色というか、昔の地方私鉄で見られたような色なのですが、ちょっと明るすぎたかな

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Hゴムはカッピカピ、窓枠はグッスグスの側窓も外していきます。さらに窓回りの腐食も気になるところです。区画ごとに順番に進めていきます。効率は良くないですが。

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外しました。

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Hゴム周辺の腐食状況。この程度のうちに手が付けられてよかったです。

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が、やはり木製窓枠の周辺は腐食が激しく、本当は側板も取り替えたいところ。

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とりあえずケレン後、さび転換。


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夕やみ迫る中、ここでタイムアップ。冬至を過ぎて、少し日が長くなってきましたが、まだ落ち着いて片付けができる程度ですね。

と、なんとも中途半端な状態で年越しとなりました。

それではみなさん、よいお年を。
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by shimoden2000 | 2015-12-31 20:46 | 通常活動
2015年12月前半
12月前半の作業はホジ3が中心です。


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薄付けパテで仕上げの整形

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研ぎだしていきますが、これがまた果てしない・・・

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パテの吸い止めと凹凸の確認を兼ねて、サーフェーサーを塗っていきます。そんなことする前からダメダメなのはわかっているのですが、まぁ多少の凹凸は大目に見てください。じゃないと終わりません

・・・にしてもひどい

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やり直し

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再度サーフェーサーを塗って、600番のペーパーで研ぎだしていきます。

さて、上塗りに入ります。まず地色から

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二回塗りで深みのある黄色になりました

黄色?
まだ顔しかできていません。ここから順次側面をしていきます。
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by shimoden2000 | 2015-12-22 21:48 | 通常活動
2015年11月後半
なかなか時間もさけませんので、お顔のメイクアップは11月中の目途とはならず。

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ホジ3号の切り継ぎ部はFRP処理の上、ファイバーパテを先行で塗りつけていきます。カーボンファイバー入りで、主剤は黒ごまソフトのような質感ですが、黄色い硬化剤を混ぜると抹茶のような色合いになります。この繊維質な色合いが、繊維で強化されてる感があって安心?それにしても固いパテで、練るのも大変です。

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軽く研いだ後、さらに厚付け用のパテを塗っていきます。こちらはファイバーパテよりも練りやすいです。

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反対側の側面はこんな感じです。

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まずは肉盛りということで、研げば当然、えぐられたような凹みがでてくるので、2回目のパテで整形していきます。

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103号もまずはFRP処理。

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で、同様にファイバーパテを塗っていきます。

ここまででパテを合計7kg消化。プラスチック製車輌ですな。

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一方、悩みの種のクハ5号の屋根は、新たな問題。垂木が補修ではどうにもならないほど腐食している。垂木の新製について心当たりを当たってみても、首を縦には振ってもらえません。代替手段の設計に入りましょう。ハナからその方が望ましいとは思っていたのですが、あわよくばと考えたのが甘かった

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昭和40年代まで使用が確認されていたピット。当時撤去されたのだろうと思っていたところ、6~7年ほど前、仮線敷設の際に偶然発掘され、邪魔だということで埋め戻され、今再び発掘されています。安全な部分のみを掘り返して展示していくことにします。
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by shimoden2000 | 2015-12-08 22:05 | 通常活動
2015年11月前半
2015年11月前半の活動の様子です。主に8日の作業です。

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モハ103号の前面の窓周りを切り継ぎ

この後毎度おなじみの炙りケレンをしたのですが、そこの画像は撮り忘れました。

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そして錆止め。ミイラ状態だった頃と比べると、顔の形ができてだいぶ引き締まりました。細かい開口部等がありますが、後々整形していきます。
解体からしばらく作業が滞っておりましたが、再開してからは数ヶ月でここまで仕上がりました。

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一方のホジ3は海側側面を部分的にケレン、錆止め。

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屋根もケレンの上、錆止め

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ベンチレーター6個も同じく。

というわけで錆止め祭りでしたねぇ。今月中にはホジ3とモハ103の顔が出来上がるかなぁ・・・
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by shimoden2000 | 2015-11-08 22:48 | 通常活動
2015年夏~その4
夏の活動まとめといいながら、7~10月までの活動まとめです。

その4はクハ5です。

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クハ5号はこの工事たけなわのタイミングで困ったことになりまして


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屋根木材の腐れのために、ついに屋根のキャンバスが飛んでしまったのです。コミセンしてシート張り替えればいいや~・・・いや、今までの傾向から、そんな生易しいもんじゃないはず

で、やっぱり木材の張替が必要になったのですね

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肝心の屋根シートを打ち付ける下地は作り直すため、外したついでにその下の側板をケレンします。毎度おなじみの年輪ですが、不思議な色が出てきます

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で、毎度おなじみ魔法の薬。

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屋根板をガンガン外していきます。

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おろした屋根板を運びます。よくしなる!そしてまた長い!8m一本ものはもう入手できませんので、健全な部分は再利用で切り継ぎです。

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新しい材も届いてます。米松です。松とつきますが松ではない・・・らしい?

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傷みの激しい部分を撤去し、垂木に補強とコミセンをしています。まぁこちらも傷みの原因はベンチレーターです。今回も補修後は、ベンチレーターはただの飾りになります。


まとめ ~完~
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by shimoden2000 | 2015-10-24 22:08 | 通常活動
2015年夏~その3
夏の活動まとめその3はモハ103号です。

ホジ3よりも柱の腐食が激しく、柱の切り継ぎも含む大手術です。というよりも、ほぼ作り直しです。

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左前部の柱です。根本は薄皮一枚の状態です。

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3.2mmの曲げ物を切り継ぎます。

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前中央の柱です。宙に浮いてました。

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同様に。


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側柱も同様です。

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こちらもRから溶接していきます。

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とりあえず裾部溶接。

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顔の下側が固定されたところで、窓回りに取り掛かります。

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窓の周辺はこんな感じです。一部取り替えか補強が必要かな・・・


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ここまででいったんさび止め。これから窓回りの復元が待っています。

つづく
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by shimoden2000 | 2015-10-23 18:30 | 通常活動
2015年夏~その2
さて、引き続きホジ3号です。
その1では裾部分の補修でした。
その2では・・・

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窓回りの補修です。
窓回りの腐食が激しく、いつ窓が落ちるかという状態でした。
まずは写真の赤丸の部分などを切り継ぎ、さらにRの部分も溶接します。ホジ3号は運転台の窓が斜めに内側に入っているので、なかなか加工が多いです。これは窓上部に吸気口があったためで、これがまた腐食の原因になっていました。

今回はその雰囲気はそのままに、吸気口は設けない形に仕上げます。

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そしてまた、何やらサンダーひとつで削り出される物体。


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この部分です。窓の収まりはこれしだいで決まります。


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完成となった窓枠。



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そして窓の下は、ほぼなくなっていました。少々の穴はFRPでと思ったのですが、ほとんど腐り落ちていたので、そうはいかず・・・

一部の強固な部分は残しながら切り取ることで、板の歪みを防ぎます。この残っている部分を切ってしまうとバイーンってなります。


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削っていると昔の塗装が層となって出てくるので、この機会に色合わせしておきます。

が、やっぱりなかなか近い色が見つかりません。近くで見ると、これかな?遠くから薄眼で見ると・・・違うな。写真に撮ると・・・・もっと違うな。解像度落としてみると・・・いけるいける!

そうじゃないだろ

しかも劣化した塗装ベースですから、結局のところどうなのでしょう。美術の成績はいつも下から数えた方が早かった者には向きませんな

今回の塗膜剥離は、毎度おなじみあぶりケレンです。焦げないように気を付けて泡立つ程度にさっとあぶり、スクレーパーでさっとすきます。おもしろいぐらいにベロンととれます。面白くないところは強固なので、軽く削って滑らかにします。


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一通り切り継ぎが済んだところで、やっとさび止めです。これで少しは見られる状態になりました。鉄板の激しい歪みがあり、ツライチにはなりませんが、ここからは形成外科からメイクアップアーティストにバトンタッチです。


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ちなみに内側から見るとこんな感じ。

サーフェイサーが残っていた部分はずいぶんと塗りやすかったです。やっぱり下地が良いといいですね。

「下地が良いとファンデのノリが違うよね~」
というのは意識高い系女子

「下地が良いと塗料のノリが違うよね~」
というのが工業系男子


つづく
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by shimoden2000 | 2015-10-21 20:39 | 通常活動
2015年夏~その1
またまた更新が止まっておりました。申し訳ありません。
この夏の活動を数回にわけてご紹介していきます。
まずはホジ3から。

腐食した裾部を少しずつ切っており、塗装等でだいぶきれいにはなっていたのですが、その内側では「ここで手を入れなければ」というほど腐食が進行しておりました。

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まずはステップの撤去から


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うへぇ~ です


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ドア側柱は・・・うへぇ~ です


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ドアレールは側柱のあたりがサビで押し上げられ、こんな状態。ドアもあかないわけです。
これは慎重に解体し、後々再生します。


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一通り切り落としたところで、ケレン、魔法の薬を塗ります。


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で、さび止め。


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微調整を繰り返しながら、まずはR部分の溶接から。


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平面部分は寸法調整だけなんで楽ですね。どんどん溶接。


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裾の部分を溶接しましたよ。ん?なんか足りない・・・


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曲面さえなければ、一枚の鉄板からサンダーひとつで削り出す!さぁ、これはどこの部分でしょうか




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この部分でした。


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側面も一部切り取ってますよ。


つづく
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by shimoden2000 | 2015-10-20 19:54 | 通常活動